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Research経済学執筆・編集:

Polymarketの予測誤差の時間構造:市場終了前30日間のBrier損失

弊社代表取締役である安東星琉(京都大学大学院経済学研究科)によるワーキングペーパーをSSRNで公開しています。1,818市場・1,393イベントを対象に、市場終了前の予測誤差を分析します。2026年8月15日の改訂版をご紹介します。

分析の対象と方法

予測市場の価格が示す確率は、市場の終了が近づくとどのように変わるのでしょうか。本論文は、確率予測の誤差を表すBrier損失を用い、終了前30日間の6時点を比較します。時間の基準には、GammaのclosedTime(運用上の市場終了時刻)を使います。

比較する市場を全時点で固定し、各時点で参照する価格に12時間の鮮度条件を設けています。同じイベントに属する市場を平均してから、イベントを同じ重みで集計する設計です。

主な結果と解釈

平均Brier損失は、市場終了の30日前の0.088253から12時間前の0.034962へ、約60.4%低下しました。損失を要因別に分けるMurphy分解では、分解能(resolution)の改善が主な寄与を占めています。

この結果は、固定した標本における予測誤差の変化を示します。不確実性そのものの減少や情報の到来を直接測るものではなく、精度の改善が連続的・単調に加速することを示すものでもありません。

論文情報と原文

SSRNで公開している英語のワーキングペーパーです。本記事の日付は改訂日に合わせています。

項目内容
原題The Temporal Structure of Forecast Error on Polymarket: A Decomposition of Brier Loss over the 30 Days before Operational Market Closure
著者Seiryu Ando
執筆日(Date Written)2026-07-21
SSRN初回公開日2026-07-24
SSRN改訂日2026-08-15
DOI10.2139/ssrn.7151878

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論文全文と公開中の版は、SSRNの論文ページで確認できます。

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